お店の情報を掲載する紙媒体の特徴

手紙やダイレクトメールの画像

お店の情報を掲載する媒体についてですが、前回のホームページなどのネット媒体の話に続いて、今回はチラシなどの紙媒体の特徴を挙げてみたいと思います。

お店の情報を掲載する媒体

  • ホームページ
  • SNS(フェイスブック、ツイッター、インスタグラム、ライン@)
  • ブログ
  • 有料広告サイト(食べログ、ぐるなび)
  • 折り込み広告
  • チラシ配り
  • ポスティング
  • 店頭リーフレット

こちらの下4つの媒体についてですね。

折り込み広告

ここでは地域情報誌や新聞の折り込みなど、大きくまとめてお話しします。

この手の媒体に共通しているのは、広告チラシを見る(反応する)人のほとんどが主婦や年配の方だということです。自分の店のターゲットが合っているのか、もしくはこれから取り込みたいと思っているターゲットが主婦や年配の方なのか、ということを考えなくてはいけません。

「他のお店がやっているから」という理由で、なんとなく折り込み広告などを販促に利用していませんか?

例えば、ランチ利用にお得なクーポン券を使える広告チラシを作れば、それなりに集客が見込めると思います。ママ友グループを狙っていれば「○名様以上のご利用でさらにお得!」などのキャッチコピーで、まとまった人数の来店が期待できるかもしれませんが、そのお客様は他のお店がクーポン付きの広告チラシを出せば、次は他のお店に足を運びます。

全ての紙媒体の特徴ですが、掲載できる情報量に制限がありますので、チラシ自体でお店の魅力を伝えて、お店のファンをつくることはむずかしいと思います。集客効果は一時的なものになる可能性が高いので、継続するためにコストがかかります。

折り込み広告でランチ利用目的のお客様を集客する場合は、リピートせず1回のみの利用でも利益が確保できているのか費用対効果を計算しないと、やればやるほど赤字になる可能性もありますので注意が必要です。

もともとディナータイムの営業しかしていなくて、新たにランチタイムの営業を始めた場合など、新規で主婦層を獲得しようとしている場合は向いている方法だと思います。

チラシ配り

店舗近隣でチラシを配るのは「お店の人の顔が見える」というメリットがあります。(場所によっては警察などに届け出て許可が必要になると思います。)

実際にもらったチラシを見ただけでは、来店に結び付く動機になることはむずかしいと思いますが、お店の人の顔が見えたことによる安心感や興味で、いずれ来店してくれる可能性も出てくるかと思います。(地域性による影響も大きいと思いますが。)

ここで重要なのは、チラシを配っている人の態度や姿勢です。お店の制服を着ていれば、その行動自体が宣伝となっています。だらしない格好や、いやいやな態度でチラシを配っていれば、評判を落としてしまう逆効果になりかねません。

それからコストの問題ですが、たまに「うちはチラシを自分で作って近所に配っているからお金はかかってない。」という人がいますが、チラシを制作する時間、配布する時間の人件費や紙代、印刷代の費用をしっかり計算していない人だと思います。

チラシ配りは一枚受け取ってもらうのに何分かかるのか?せっかく渡せても、それを見ずに捨ててしまう人がたくさんいる。といったことまで頭に入れて、結果としてお金と時間と労力をムダ使いすることのないようにしましょう。

ポスティング

ポスティングはせっかく作ったチラシを家庭のゴミ扱いにされてしまう可能性が高いので、あまりおすすめはしません。

業種にもよるかもしれませんが、小さな飲食店に限って言えば、お店の人がポスティングをするというのは時間的にも集客効果的にも採算が合わないと思います。

お店のコンセプトが日常食のランチ需要やチョイ飲みなど、会社や住まいから店の距離が近いことが重要視される業態の飲食店なら、パッと行って帰って来れる近隣に配ってもいいかもしれません。

もしポスティングをして、自分の中で集客活動を頑張っていると思っているのであれば、その努力で違う方法を模索した方が結果的に良い成果を得られると思います。

店頭リーフレット

店頭(お店の外側)にリーフレットを設置して、通りがかりの見込み客が興味を持ったときにいつでも持ち帰れるようにしておくと、地味ながら効果を発揮します。

お店側の視点では気が付きにくいのですが、お客様は意外とお店の名前が読めなかったり、覚えられなかったりするものです。後で誰かに話そうと思ったときや、詳しく調べたいと思ってホームページを検索しようとしても名前が思い出せないとどうしようもありません。

リーフレットなら情報量もある程度自由に調整できますし、興味を持った人しか持ち帰らないのでポスティングのようにムダになることもありません。

また高齢者でパソコンやスマホを使っていない人が、お店の情報を調べるのにも利用できるように、電話番号や営業時間などの基本情報以外にもお店のコンセプト、店内の写真、メニューや価格の一例を載せると良いと思います。

高級志向のお店で店頭に置くのはむずかしいかもしれませんが、できれば外観を損なわないように配慮してお店の名刺(ショップカード)だけでも用意したいですね。

仮に1日5枚くらいリーフレットを持ち帰る人がいれば、成約率(実際に来店する率)1%でも1ヶ月で最低1~2組は来店します。初めから興味がある人しかわざわざ持ち帰らないので、成約率はもっと高いはずです。リーフレットは1枚10円もせずにつくれるので、千円ちょっとのお金が数万円の売上につながるはずです。

メリットが多いので、ぜひ店頭に持ち帰り用のものを設置してみてください。

まとめ

「何をやったらお客さんがどのくらい増えたのか」これを理解していないと、その販促費は単なるムダになっている可能性もあります。

とくに有料広告の掲載はかなりの金額がかかりますので、費用対効果の検証は必須です。

それぞれの媒体の特徴と、自分が集客したいと思っているターゲットに有効なのかどうかを一度ぜひ検討してみてください。