みなさんは先日の「LINE Pay 店舗用アプリ」のニュースをご覧になりましたか?
2018年の8月1日からQRコード決済の手数料が3年間無料でサービスを利用できるそうです。
詳しく知りたい方はこちらからホームページへどうぞ→ 「LINE Pay 店舗用アプリ」
海外に比べて日本はキャッシュレス化が遅れてると言われていますが、そろそろ企業が動き出していますね。
個人経営の飲食店では、いまだにクレジット決済にも対応していないお店が多いですが、キャッシュレス化はメリットが多いので、いくつかおすすめする理由を挙げてみます。
以前、クレジット決済をおすすめした時と内容が重なってしまうかもしれませんが、クレジット決済なり、電子マネー決済なり、キャッシュレス化の波はすぐそこまで来ていることをお伝えしたいと思います。
キャッシュレス化をおすすめする理由
現金を使わない方が売上が上がります
クレジット決済にしても電子マネー決済にしても「手数料を取られるから損をする」と言って、現金払いにこだわるオーナーさんは多いと思います。
たしかに昔は5~6%くらい手数料を取られていましたが、この数年で手数料は3%ちょっとくらいが標準的になっています。
「いくらだろうと少しでも手数料がかかるなら導入しない。」と頑なに拒否する前に、リターンも計算してみましょう。(今回ニュースになったLINEのQRコード決済3年間無料サービスは、そういう個人経営者さんがターゲットです。)
売上については実際に試してみないことには何とも言えませんが、以前実際に自分がやっていた店で統計をとっていた時は、クレジット払いのお客さんの単価は、現金払いのお客さんと比べて3%以上は余裕で上回っていました。
たしか10%くらいは高かったと思います。(客単価は昼2500円くらい、夜5000円くらいの小さなレストランです。)
お客さんはお財布の中身を気にせずに安心して食事したいのです。カード会社によってはポイントも溜まりますし。
みんな大金を持ち歩きたくないのです
お店を何年も経営していたら、レジの中にたくさん現金が入っているのはリスクでしかないと誰でも知っていると思います。
イヤな話ですが、従業員に持ち逃げされるリスクや、泥棒とか強盗に盗まれるリスク、あとはレジのお金を清算するときに金額が多ければ多いほどミスも起こりやすくなります。
これはお店側にとってのリスクですが、お客さんの立場に立っても同じことが言えます。
団体の幹事さんも大金を所持して飲み歩くのは気が引けるでしょうし、会社の飲み会では経費用のクレジットカードで精算しなくてはいけない決まりの会社もあります。
そういうお客さんからは、もちろん選ばれないお店になります。
他のケースで、例えば予定していなかった突然の食事会で、新規のお客さんにたまたま気に入ってもらえたとしても、持ち合わせがなくて予算を気にしながら注文しなくてはならないなんて、もったいないですよね。「ホントは高価なお酒と合わせて食事を楽しみたかった。」という人もいるかもしれません。
手間をかけずに販促できます
現金払いの普通のレジを使ってる場合は、レジ清算と共に記帳するのが大変ですよね。
適当にやっているお店もあるかと思いますが、売れているお店は必ずデータ収集をして、データ情報を整理して販促に結び付けていると思います。
ビジネスに限らず何をやるにしても当たり前ですが、データがなくては戦略を練ることは出来ません。
POSレジを使っていれば現金でも簡単にデータ収集できますが、今回のLINE Payの店舗用アプリを利用していればもっと便利で販促は簡単です。
データ収集してターゲットを見極めて販促情報を発信しなくても、LINEの店舗アカウントを友達追加してもらってダイレクトに販促メッセージを届けることができます。
ほとんど手間をかけずに一度来店したお客さんを囲い込むことができるなんて、すごく便利だと思います。
まとめ
話が販促にそれていきそうだったので、この辺でまとめます。