「時間帯があと少しズレてくれたら、もっとお客様がたくさん入るのに…。」というのは、小さな飲食店ではとくに多い悩みだと思います。
ランチやディナーのピークタイムにのみ、お客様の来店が集中してしまい、バタバタと忙しかったわりに大して売上が上がっていないケースです。
今回はそんな悩みをもつ飲食店に有効なタイムサービスの提案です。
基本的にクーポン券の発行(割引サービス)などは頻繁に行ってしまうと、お店の成長に逆効果を与えてしまう可能性があるので、タイミングや時期、期間に注意が必要になります。
それをふまえた上で販促の参考にしてください。
ランチタイム13時からは○○%割引サービス
説明不要でしょうか。ずばりそのままですね。
12時~13時は仕事中のお客様たちでいっぱいになるようにして、それ以外の時間に融通がきくお客様にはできるだけ13時以降に来店を促しましょう。
僕のお店の方針では基本的に割引はあまり利用しない販促方法だったので、ピークタイムを外してくれたお客様には割引の代わりにドリンクサービスクーポンを提供したりしていました。
「遅く来てもらったのでランチのクローズまでドリンク飲んでゆっくりしてください。」という気持ちです。
これはお店の業態や立地、利用目的にあったサービス内容を考えると良いと思います。
わざわざ時間をズラしてでも来たいと思えるくらい、思いっきりサービスした方が効果はあると思います。ランチが1回転で終わる店と2回転するお店では、明らかに今後の経営に差が出ます。
一つだけ注意点としては、あまりにもスタッフが少ないお店の場合は、忙しすぎて疲弊しない程度に抑えて調節した方がいいかもしれませんね。長続きできるように意識しましょう。
販促のポイント