お店がヒマな時間に集客できる【年代別割引き】

飲食店の集客用販促アイデア10

飲食店の集客用販促アイデア10

お店のメインターゲットの年代のお客様を増やしたい場合、逆に現状であまり来店してもらえない年代のお客様にアプローチしたい場合の販促方法です。

若者応援割引

「平日の夜でも飲み歩ける元気はあるけど、お給料はまだあまりもらっていないから飲み歩けない」という若者にお店を利用してもらうための若者限定割引クーポンです。

お店のターゲットにもよりますが、ビジネス街を除いて、一般的な傾向として年配のお客様が多いお店は、平日の夜の集客に弱いことが多いと思うのですが、そこを意識して対策を練りましょう。という話です。

このタイプのクーポンは年齢制限を厳しく設ける必要はなく、夜に飲み歩ける時間と体力を持っていれば対象は誰でもいいので、学生割引とか、社会人5年目までとか、自称20代までの申告制にするとか、制限はなんでもいいと思います。

これは飲食店に限らず、どんな業界でもよくやっている集客手段の一つですね。

シルバー優遇割引

65歳以上の定年を迎えたお客様に利用してもらうための割引クーポンです。

こちらは平日や週末などはあまり関係なく、ピークタイム以外の時間帯に集客したい場合に比較的有効な方法です。

「ピークタイム以外の時間の集客」というのは、定年を迎えたお客様は時間帯に縛られることがないので(夜遅くは嫌がられます)、例えば一般客の入りが少ないOPEN直後の時間帯に割引の制限を設けても、ある程度は時間を調整して来店してもらえるケースが多いと思うんですね。

中途半端なアイドルタイムに趣味などの仲間のグループを連れて来店してもらえることもあります。だいたい17時からのハッピーアワーのような早割タイムサービスと同じ感覚の狙いですね。

同じターゲットでも「17時~の注文限定」と、「65歳以上の方限定」と、どちらが喜ばれるのかはわかりません。アプローチ方法が変わればお客様の反応も変わりますので、是非試してみてください。

シルバーという表現がいいのかもわかりませんので、違った良い表現があれば他のネーミングも検討してみると良いと思います。

販促のポイント

自分のお店の状況を分析して、狙ったお客様層にアプローチしてみましょう。お客様は自分が当てはまる限定サービスにお得感を感じます。

集客のための販促アイデアについて、毎回同じことを言いますが、基本的にクーポン券の発行(割引サービス)などは頻繁に行ってしまうと、お店の成長に逆効果を与えてしまう可能性があるので、タイミングや時期、期間に注意が必要になります。

それをふまえた上で販促の参考にしてください。