「販促キャンペーンを行って期間中の売上は少し上がったけど、キャンペーンが終わったら売上もまた戻ってしまった…。」
「一瞬だけ売上が上がっても、販促費を考えたらプラスマイナスゼロで疲れただけだった…。」
そんな販促キャンペーンを行っている経営者の方はいませんか?
販促のゴールは決めていますか?
一時的に割引やサービスを行って、その日にある程度の売上をあげても、この方法を続けていると消耗戦に入ってしまいます。
では、どうすればいいのか?
いくつか解決策を提案します。
お店の一押しメニューを食べてもらう
せっかく販促費をかけてお客様に来てもらったら、お店の良さが一番わかりやすいメニューを提供しましょう。
メニューの中で一番目立つようにしたり、販促自体を一押しメニューの割引にしたり工夫します。それでお店を気に入ってもらえなかったら仕方ないと思えるようなメニューを作りましょう。
再び次回利用できるサービスチケットを配る
これは「常連さんならいつでもサービスしますよ!」という感覚ですね。
ポイントは原価率を考えて、何度利用されてもお店にとって負担にならないメニューなどをサービスします。
割引クーポンは利益を圧迫する可能性があるので、なるべく他のサービスを考えましょう。
あえてお酒に合う食事メニューをサービスして、もう一杯注文してもらうようにしたり、業態にもよりますが、食後に甘いものを出してコーヒーや紅茶の注文を促したりと、追加してもらえるのがいいと思います。
2回以上来店してもらえたら
割引きやサービスメニュー等の販促で惹きつけたら、最後はお客様のことを思いやるサービス面(人間力)で勝負したいですね。
例えば、小さな個人経営の飲食店なら、お客さんを覚えてあげるだけで喜んでもらえます。
お店側がお客様のことを覚えていたら、さりげなく「いつもありがとうございます!」と伝えるだけでも、お客様の印象はだいぶ変わってくる思います。
ちょっとしたおつまみをサービスしたり、スタッフが「常連様をお迎えしているという気遣い」をするだけでも良い印象を与えられると思います。